【静岡県・來宮神社】神秘の大楠と、木のぬくもりあふれる御朱印たち

22 静岡県

來宮神社の基本情報|アクセス・受付時間など

神社名:來宮神社(きのみやじんじゃ)

御祭神:日本武尊(やまとたけるのみこと)

創建:不詳(奈良時代とも)

所在地:静岡県熱海市西山町43-1

アクセス
・JR伊東線「来宮駅」から徒歩約3分
・JR「熱海駅」からも徒歩約20分。温泉街を散策しながらの参道もおすすめです

御朱印受付時間:9:00〜17:00(変更の可能性あり)

公式サイト熱海 來宮神社 – きのみやじんじゃ

來宮神社の御朱印帳と御朱印|木のぬくもりが心に残る授与品

木製御朱印帳

來宮神社といえば、やはりこの御朱印帳。
御神木「大楠」と同じ楠の木を使ってつくられた、木製の御朱印帳です。
手に取るとほんのりと木の香りが漂い、ひとつひとつに異なる木目があり、まさに“自分だけの一冊”。
裏には「來宮神社」の名が刻まれ、ぬくもりと神聖さを感じさせます。

木製御朱印

こちらも木製で、木片に御朱印が墨書き・朱印されたもの。
紙では味わえない立体感と重厚さがあり、記念にもお守り代わりにもぴったりです。

通常の御朱印

もちろん、通常の紙の御朱印もいただけます。
中央に力強く「來宮神社」の名が墨書され、落ち着いた雰囲気の中に神社の歴史と信仰の重みを感じました。

來宮神社の参拝体験|日本三大大楠と、静かに満ちる神聖な時間

2023年11月27日、熱海への一泊旅行の途中、來宮神社を訪れました。
最寄り駅は伊東線の来宮駅ですが、この日はあえて熱海駅から徒歩で向かうことに。温泉街の商店街を抜け、道路沿いを歩き、線路の下をくぐると、木々に囲まれた來宮神社の鳥居が現れます。

境内の中心にそびえる御神木「大楠」は、樹齢2,100年以上と伝えられ、日本三大大楠の一つに数えられています。国の天然記念物にも指定されており、その圧倒的な存在感に思わず立ち止まって見上げてしまいました。
幹の周囲を一周すると寿命が一年延びるという言い伝えのあるこの大楠を、ゆっくりと歩いて回ると、自然と心が静まり、神聖な気持ちに満たされました。参拝者は多かったものの、境内はどこか静寂で、清々しい空気が流れていました。

※ちなみに、日本三大大楠の残り2本は、鹿児島県姶良市の「蒲生のクス」と、福岡県築上町の「本庄の大楠」です。

御神木に手を合わせたあと、社務所で御朱印を拝受。
木製の御朱印帳と木製の御朱印は、手に取った瞬間から紙とは異なるぬくもりが伝わってきます。すでに御朱印帳は持っていたのですが、木目の美しさと特別感に心が動かされ、つい衝動買いしてしまいました。

次は季節を変えて、緑がまぶしい春や、しっとりと雨が降る日にも訪れてみたい。そんな思いを胸に、來宮神社をあとにしました。

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